五感を癒す地 天川村洞川から山の恵みをお届けします
安心なジビエ肉をご提供するための取り組み
HACCP(ハサップ)に基づく衛生管理を行っています
獣美恵堂では、美味しいジビエ肉を安心して召し上がって頂くために、衛生管理にHACCP(ハサップ)を取り入れています。
HACCPとは
HACCPは、安全で衛生的な食品を製造するための国際基準を満たした衛生管理手法のひとつで、導入することで問題のある製品の出荷を未然に防ぐことが可能となります。
獣美恵堂は、小規模食肉処理場のため「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」を求められる業者となっていますが、さらに厳しい「HACCPに基づく衛生管理」に準拠した衛生管理を行っています。
1.電解水を利用
食塩水を電気分解して得られる、酸性電解水を利用し衛生管理を行っています。
食肉処理に使用する器具や床・壁の洗浄除菌に、電解水をふんだんに使用しています。
また、酸性電解水抽出の副産物としてアルカリ電解水も抽出されますが、アルカリ電解水は、洗剤のような役割をしますので、処理場周辺の清掃などに使用しています。
特に脂肪の分解の優れているため、処理場周囲の清掃には最適です。残留した脂肪を除去し、酸化した脂肪の匂いなどが残りません。
酸性電解水の働き
- 低い塩素濃度でも高い殺菌力があります。
- 短時間で殺菌効果が得られます。
- 残留性が低く、匂いが残りにくい。
- 常に一定の濃度で抽出でき、殺菌ムラがありません。
2.金属探知機を利用
異物混入検出のために金属探知機を導入しています。
鹿肉の鉄分
鹿肉は、鉄分が豊富な肉として知られています。(豚肉が100gあたり0.3㎎、牛肉が100gあたり0.7g、鹿肉は100gあたり3.4㎎)
鹿肉を生のまま金属探知機を通すと、肉に含まれる鉄分を金属だと誤検知しまいます。それを防ぐために、肉は冷凍した状態で金属探知機を通します。
3.適温以下を保つ冷凍庫を使用
常に60℃以下を保つ冷凍庫を使用し、肉の鮮度を保ちます。